使徒の働き2:14-21
2:17 『神は言われる。終わりの日に、わたしはすべての人にわたしの霊を注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。
先週、120人の弟子たちの上に聖霊が下ったという話をしました。そして、彼らは、彼ら自身も知らない外国の言葉をしゃべり出したということが起きました。これは聖霊様が語らせてくださったとありました。自分の力ではなく、聖霊様の超自然の力です。なぜなら、彼らは外国語を勉強したこともなく、外語に行ったこともない人々でした。
その後、この騒ぎを聞きつけて大勢の人たちが集まってきました。
そして、驚いて言いました。「自分たちは、この祭りのために、いろんな外国から集まってきたのに、それぞれが住んでいる外国語を聞くとは、なんということか」
すると、すかさず、ペテロが立ち上がって人々に呼びかけたのです。「今日起きた出来事は、私たちが勝手に始めたことではありません。これは預言者ヨエルが預言した出来事が起きたのです。」
2:17 『神は言われる。終わりの日に、わたしはすべての人にわたしの霊を注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。
2:18 その日わたしは、わたしのしもべにも、はしためにも、わたしの霊を注ぐ。すると彼らは預言する。
「神様がすべての人にわたしの霊を注ぐ、という出来事が今起こりました。ですから私たちは預言をしているのです。この外国語をしゃべっているのは、聖霊によるのです。」
「このことが起きたからには、皆さんは知らなければなりません。皆さんが十字架にかけて殺したイエスは、間違いのない神の御子であったということを。」
ペテロが福音を分かりやすく集まってきた人々に伝えました。「悔い改めてイエス様を信じてバプテスマを受けなさい」 人々はこれを聞いて心を刺されました。そして信じました。なんといっぺんに3000人が信じました。
このように、聖霊が注がれると弟子たちが、大胆に表に出ることができるようになりました。大胆にイエス様のことを話すことができるようになりました。それまでは、堅く家の門を閉ざしてびくびくしていたのです。もしかすると我々も逮捕されるかもしれないと恐れていたのです。でも聖霊がその恐れを取り除いてくださいました。勇気を与えてくださいました。これが聖霊のバプテスマの恵みです。
この聖霊はだれに注がれると約束されているのでしょうか。先ほどのヨエル書によると、すべての人にわたしの霊を注ぐと書いてあります。すべての人にです。すべての人の中に私は入っているでしょうか。入っています。あなたも私もです。
ルカ11章11節を開きましょう。
11:11 あなたがたの中で、子どもが魚を求めているのに、魚の代わりに蛇を与えるような父親がいるでしょうか。
11:12 卵を求めているのに、サソリを与えるような父親がいるでしょうか。
11:13 ですから、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っています。それならなおのこと、天の父はご自分に求める者たちに聖霊を与えてくださいます。」
聖霊のパプテスマは、求めるものすべての人に与えられるものです。これは神様からのプレゼントです。神様もこれを受け取ってほしいと願っておられるということです。